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何をやってもうまくいかないからって自分を追い詰めていませんか?【悩んでいる人へ】
どうも、ORIGUCHIさんです。
この記事は、ぜひ下に当てはまる方に読んでいただきたい内容になっています!
- ストレスを解消できずにいる
- 何もかもがうまくいかない
- もう死にたくて仕方がない
不思議なもので、世の中に存在する動物で自分を追い詰めたり自ら死を選んでしまうのは人間だけです。
特に自殺については、毎年必ず日本のいたるところで起こっています。
また自殺まではいかなくとも、多くの人は自分自身を精神的に追い詰めてしまいがちではないでしょうか?

自殺を考えたこともありますし、何か物事がうまくいかなかったときは自分を強く責めることもありましたね。
そんな方に向けて今回話したいことは、自分を定期的に助けてあげる習慣についてです。
今まさに人生を変えるために副業に取り組んでいてうまくいってない方も、ぜひ最後までお付き合いください。
この記事をすべて読み終える頃には、自分自身を自分の手で助けることができるようになっているはず。
自分を追い詰めてしまう人の特徴4つ
「もっとしっかりしなきゃ…」
「周りに迷惑かけないように頑張らないと…」
このような気持ちを常に持っていたりしませんか?
心が真面目な人や将来を変えるために努力している人、そして責任のある立場にある人ほど、こういう気持ちは必ず芽生えてくるものです。
実はこういう人たちほど、かなり精神的に危険な状況に陥ってしまいやすいのをご存知でしょうか?
つまり日頃の生活において、強いプレッシャー(ストレス)を抱え込んでしまうわけです。
また、そのストレスをさらに溜め込みやすいタイプが存在します。
今から話す4つの点に当てはまる人は、メンタルが崩壊する危険性がかなり高くなることを覚えておいてください。
感受性の高い人
感受性とは、簡単に言うと物事を感じ取る能力を指す言葉です。
つまり感受性豊かな人ほど、あらゆる外的刺激を受けやすい構造になっています。
例えば音やニオイに敏感とか、人の発する言葉にも強く反応しやすくなるでしょう。
さらにいうと、人の気持ちを汲み取る力にも長けていると言えます。
そのため感受性豊かな人は、基本的に人間として優秀であり思いやりの心を持ちやすいタイプだと断言できます。
ただし感受性豊かな人は、同時にストレスに対しても強く受けやすいという弱点があります。
例えば相手の気持ちを汲み取れる能力に優れているなら、相手のことを当然強く意識します。
その結果、自分を犠牲にしてでも相手の気持ちを尊重するための行動に出てしまうわけです。
これは客観的に見るといいことなんですが、自分を犠牲にしてしまうという点においてあらゆるリスクが生じることがわかりますよね。
なので感受性豊かな人は、自分のメンタルを管理できない人が多いともいえるでしょう。
相談相手がいない
人は色々な悩みを持つ生き物だと思いますが、その悩みを解決するために相談できる人は周りにいますか?
人によっては「いない」と答えるのではないでしょうか。
いやむしろ、ほとんどの人にとって本気で悩みを相談できる相手ってそうそういないと思います。
悩みといっても千差万別で、その中には死んでも誰かに知られたくないデリケートな悩みってありますよね?
そういう悩みを持っている場合、なかなか解決できなくて苦しんでしまうでしょう。
その結果、ストレスを溜め込みやすくなるということ。
そしてそういう人ほど、霊能力者や占い師にハマりやすい傾向もあります。
なぜなら自分とは赤の他人かつ、人を占える能力に長けた人たちであるため。
要するに相談できる相手がいないからこそ、このような人たちに頼るわけです。
もしあなたの周りにハマっている人がいたら、何か大きな悩みを抱えている可能性があるでしょう。

まさに感受性の高い人ほど、これは当てはまってしまうでしょう。
監視ストレスに晒されている
人間は何回も接した情報を正しい情報と認識する本能があります。
これを心理学では単純接触効果と呼んでいるわけですが、実はそれによってストレスが生じてしまいます。
例えば会社の上司から「君は本当に優秀でいつも仕事ができるね!」と、何度も言われることがあるとしましょう。
しかし何回も言われることによって、人は細かく監視されている気分になってしまいます。
そうすると「絶対にミスをしない完璧な人間で居なきゃ…」というプレッシャーを抱え込むようになり、その結果完璧主義の人間になるわけです。
これが精神的に、かなり大きな負担。
だから物事をいつも完璧にこなすような人ほど、監視ストレスによって押しつぶされそうになります。

生活習慣が乱れている
さらにそれに加えて、不規則な生活をしている場合はなおさら危険。
例えば仕事で残業しがちな人や、夜遅くまで起きがちな人というのは、本来あるべき人間の生活サイクルとは外れてしまう可能性があります。
そうすると、気づかないうちに体に悪い変化が出やすくなるわけです。
食欲不振になったり、睡眠不足に陥ったりもするでしょう。
それがどんどん他の病まで引き起こす原因になり、最終的に不安や憂うつ、イライラといった感情も出てきてしまいます。
なのでまさに自分が当てはまっていると思った方は、不規則な生活習慣を治すことも考えていくべきです。

一般人もそうですが、特に芸能人の方は感受性の高い人が多かったり相談相手がいなかったり、また監視ストレスという点も常に密接な状況にあるでしょう。
さらに言うなら、芸能の仕事は一般の仕事とは違って始まる時間から終わる時間までのスケジュールがバラバラです。
なので芸能人ほど、むしろ一般人以上にストレスを溜めやすい環境にあるといえます。
誰から見ても順風満帆で理想的な生活を送っているように見える人は、意外と僕らでは想像つかないほどの大きなストレスを抱えている可能性があるわけです。
自分を救う唯一の方法は3つある
もしあなたも上の4つのポイントが当てはまっている!という場合は、もちろん解決していかなければいけません。
そのためには、普段からストレス解消になるような習慣をつけることが大事。
つまりストレスに関するコーピングリストを作っておくだけで、メンタルはどんどん強くなっていきます。

これをしっかり理解しておけば、今後ストレスが溜まっていくのを抑えることができるようになるでしょう。
それはつまり、自分を自分で救ってあげることができるわけです。
ではその具体的な方法を、今から3つ紹介していきたいと思います。
ストレスをエネルギーに変える
まずこちらの本を読んだことあるでしょうか。
これはスタンフォードのストレスを力に変える教科書という本です。
業界ではかなり有名な本なので、知っている方や読んだことある方も多いのではないでしょうか。
ここで話していることの本質は、つらい経験は全部エネルギーの源であること。
本来ストレスっていうのは悪いものだと認識されていますが、考え方次第ではいい方向に変えることができます。
つまり物事は何でも考え方次第なんですよね。

これが理解できるようになれば、必ず僕らは強く生きられるようになります。
たとえトラウマレベルのストレスだったとしても、それを乗り越えることができれば心が強くなります。
ではなぜそれが言えるのか?
人間はストレスを感じると、体内でストレスホルモンであるコルチゾールが分泌されます。
ストレスに追い詰められることによりコルチゾールはどんどん分泌され、最終的には体中に炎症を引き起こしてしまうリスクが生じます。
もし脳に炎症を起こしてしまうと、それによりうつや不安症になる可能性が出てくるわけです。

これ以上話すと専門性の高い話になるので、コルチゾールのことを詳しく知りたい方は下のリンクをご覧ください。
しかし自分が受けているストレスに意味を見出せるようになれば、それは自分の力に変えていくことができます。
その結果、ストレスホルモンであるコルチゾールが体内でDHEAと呼ばれるホルモンに変化するのです。
厳密に言うとコルチゾールとDHEAは両方分泌されますが、DHEAの割合が多くなります。
DHEAとはデヒドロエピアンドロステロンの略で、免疫力を高めてくれたり、新しい経験から学ぶ力を増やしてくれたり、脳を成長させてくれたりする素晴らしいホルモンです。
別名、長寿ホルモンや若返りホルモンとも呼ばれていたりします。
つまりDHEAの方が多くなれば、ストレスがむしろ自分の力になってくれるわけです。
じゃあどうすればDHEAをたくさん分泌できるようになるのか?という具体例が、この本に書かれています。
そしてその解答というのが、簡単に言うとさっき話したつらい経験は全部エネルギーの源であると、僕らが認識すること。

ちなみに、ウェルテル効果という言葉をご存知でしょうか?
これは簡単に説明すると、大事な人が死ぬことで自死を選択しやすくなる人間の心理を表す現象です。
ポイント
ウェルテル効果は社会学者のディヴィッド・フィリップスという方が実証した現象です。
詳しく知りたい方は、こちらのウィキペディアをご覧ください。
ただここで理解してほしいのは人間の死をどう捉えていくのか?ということ。
つまり死んだ事実に囚われるのではなく、その人が生きている間に残したものから何を学ぶのか?
その点を、僕らは考えていく必要があります。
僕らが人の死を無駄にしないためには、その人から何を学べたのか?を考えて前に進むことが大事なんです。
それを詳しく教えてくれるのが、こちらの本になります。

そうではなく、亡くなったことでその人から何かを学ぶ姿勢を持ち、これからの人生に役立ててください。
それが人の死を無駄にしない、ということです。
自己否定の怖さを知る
これは、特に何もかもうまくいかない…と悩んでいる方にとって重要な話になります。
まず自分を認められなかったり、自分に対して優しい評価ができなくなっていたりしませんか?
僕もどちらかといえばストイックになってしまうタイプなので、この傾向がありました。
しかし、これは非常に怖いことだと認識しておいてください。
なぜなら、自分に厳しくすることによって余計に失敗を繰り返しやすくなるからです。

普通に考えたら自分に厳しくすることによって人は成長すると思いがちですが、実は違います。
自分に対して厳しい言葉を浴びせれば浴びせるほど、人は頑張らなくなります。
その理由は、頑張ってもし失敗すると取り返しがつかない気持ちになるからです。
ではどうすればいいのか?
そこで理解しておいてほしいのが、セルフコンパッションという方法です。
セルフコンパッションとは、自分への思いやりという意味の言葉。
勘違いしないでほしいのは、自分に対して甘くなれっていう意味ではありません。
人間である以上誰しも失敗は経験します。でもそういったことを認めていくことで人は前進できるようになるのです。
でないと、周りが褒めてくれても自分を認められなくなります。
例えばあなたが今まで仕事で失敗してきて、今度こそ仕事で結果を出そうと頑張ったとしましょう。
その際に自分に対してムチを打った場合と、優しくしてあげた場合に分けるとこのような結果になります。
- 自分にムチを打ってから頑張った場合
「俺はこの数ヵ月、一生懸命仕事を頑張ってきたけどやっぱり結果を残せなかった。」 結果⇒「もう人生終わりだ…」
- 自分で自分を優しく慰めてから頑張った場合
「俺はこの数ヵ月、一生懸命仕事を頑張ってきたけどやっぱり結果を残せなかった。」 結果⇒「努力が足りなかったかもしれないから、もう少し頑張ろうかな?」

だから自分の失敗に対してムチを打つのは言語道断なわけです。
むしろ逆で、たとえ失敗しても頑張った自分を褒めてあげたり思いやる言葉をかけてあげること。
これだけで、人は次も頑張ろうという気持ちへ持っていけるようになります。

自分で自分にムチを打つこと=自分を精神的に追い詰めるだけ
と、覚えておきましょう。
ポイント
余談ですが、セルフコンパッションの効果を計るため学生におこなわれた実験があります。
テストの成績が微妙だった子を2つのグループに分け、1つは「自分に対して厳しい言葉をかけましょう」と言い、もう1つは「自分に対して優しい言葉をかけましょう」と指示しました。
つまり後者は「人間は失敗するし誘惑にも負けてしまうことがあるけど、前に進んでいくことが大事だよね」みたいなことを自分の中で言い聞かせてもらったわけです。
普通なら自分を甘やかしてしまうので、勉強しなくなるように思いますよね?
しかし実際は逆で、後者のグループは「頑張ったら次はうまくいきそうな気がする」と思うようになり、その結果テスト勉強に使う時間が増えたり成績アップにもつながりました。
一方前者のグループは結果が伴わない人が多かった、という話。
だから自己否定をする、厳しくしすぎる、ということは悪だと言っても過言ではありません。

どちらも非常にいい本になっているので、ぜひ気になる方は読んでみてください。
今回僕が話したことは、こちらの2冊が参考になっています。
ストレスケアを習慣化させる
もしかして、ストレスを解消するときに溜めたものを一気に吐き出そうとしていませんか?
ストレスは溜まってから吐き出すんじゃなくて、溜まる前にケアし続けること。
そして、それを習慣化させることが大事です。
だからストレスというのは、そもそも溜めてはいけません。
なぜ溜めてから解消するのがダメなのか?
その理由は、人間はストレスをたくさん抱えるほど何もやる気がなくなってしまうため。
本当に精神的に追い詰められてしまうと、自分にとって本来は楽しいはずのこともやる気がなくなります。
つまり結果として、ストレスは解消できないことになるわけです。

また、実は忙しい人ほど時間を作ってストレスケアをしていたりします。
例えばとてつもなく忙しいあのビルゲイツも、年に2回「考える週」という時間を作っているのを知っていますか?
どんなに忙しくても時間を作って自分を見つめなおしている理由は、自分のメンタルをリセットするため。
だから僕らも、基本的には毎日のように何かしらストレスの解消方法を試していくことが大切です。

もし何をやったらいいのかわからん!って人は、とりあえずこちらの本を読んでみるのがいいと思います。
こちらの本には、なんと100種類ものストレス解消法が載っています。
もちろん全部やる必要はありません。自分で試せるものだけを定期的に試すのがおすすめ。

なお人間っていうのは、ストレスの解消方法がたくさんあると知っただけでもストレスに対して強くなるらしいです!
なので今まさに、この記事を読んでいるあなたもちょっぴりラクになったのではないでしょうか?
ちなみにストレスの解消方法について、自然に触れるのが強力なストレスケアになるとも言われていたりします。
自然とどう触れればいいのか?については、こんな本がいいんじゃないかなと。

例えば外を歩いたり良い景色を眺めているだけでも、ストレスが減少してリラックスしやすくなるでしょう。
【まとめ】自分を救うために、今からできることを始めよう
いかがでしたでしょうか?
自分を助ける方法を知っておくことは、今後生きる上で必ず大事になっていきます。
特に何かショックな出来事があったときや、人生うまくいかないと悩んでいる方なんかは、自分の手で自分を助けられるようになっておいた方が絶対に良いです。
それができない人は最終的にどんどんメンタルが崩れていき、最悪の場合は命を自分で絶つという選択もしてしまいます。
そんな悲しいことになりたくないなら、今回話した内容をしっかり頭に入れた上で実践してみてください。
ここでポイントをまとめておきます。
- 感受性豊か・1人で抱え込む・監視ストレスがある・生活習慣が乱れている人ほど、ストレスを受けやすい。
- 自分を救うには、ストレスに対する悪い認識を変えること
- たとえ失敗しても自分にムチは打つな!常に自分の行動を認めてあげること
- ストレスは溜まる前に解消するクセをつけること
これらを理解しておけば、もう何も怖いものはありません!

個人的におすすめなのは、自分にムチを打たないこと!結構これだけでも変わると思います。