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アフィリエイトはターゲットの絞り方が超大事!これをしないと一生売れません
どうも、ORIGUCHIさんです。
商品をアフィリエイトで売る際には、どのような人をターゲットに絞るのか?といったことが重要です。
ただ、ターゲットを絞る方法には大事な流れがあります。
ここではその方法について、より具体的に紹介します。

ターゲットを絞らなければいけない理由
自分のアフィリエイトリンクから全然商品が売れない…という方は、もしかするとターゲットの設定が間違っている可能性があります。
ターゲットとは読者のことであり、つまりどんな読者に対して売ろうとしているのか?ということ。
ここが間違ったままだと、こんな結果になります。
- 個性のない、つまらない記事になってしまう
- 読者の欲を掻き立てる記事が書けない
その結果、商品が売れないってことです。
アフィリエイトで収益を上げるというのは、ただ記事にアフィリエイトリンクをペタペタすればいいってわけじゃありません。
僕らがやらなければいけないのは、いかに購入してもらえるように導線をつなげることができるか?です。
そこがアフィリエイトを成功に導くカギになります。

なのでアフィリエイトにおいても、それは共通しています。
人によって欲求が違う
いつも何かをアフィリエイトをするとき、どうやってターゲットを決めていますか?
初心者の場合だと、ざっくりイメージするだけで終わってしまっていると思います。
例えば酒好きな読者をターゲットにしてワインを紹介する、布団が欲しい人をターゲットにして羽毛布団を紹介する、みたいな。
これは決して間違っているわけじゃありませんが、あまりにもターゲットが広すぎます。
成約率を上げるための記事を作りたいなら、もっと絞った方がいいでしょう。
ただターゲットを絞り込む前に、人間が持つ3つ欲求について理解を深めておかなければいけません。
この3つの欲求のことは、ERG理論と呼ばれています。
ポイント
ERG理論とは、アメリカの心理学者アブラハム・マズローが唱えた「マズローの欲求5段階説」を、クレイトン・アルダーファという人がさらに整理し提唱した理論です。
マズローの欲求5段階説(自己実現理論)についてはこちら。
ERG理論についてはこちらです。
1つ目は生存欲求(Existence)
人間の三大欲求って聞いたことありませんか?
食欲、睡眠欲、そして性欲の3つが三大欲求と言われていますよね。
実はこれ、3つともこの生存欲求に当てはまります。
つまり一般的に言われている人間の三大欲求っていうのは単なる生存欲求のことです。
…みたいな感じですね。
人間にとって生存欲求は生き物としての本能的な欲求なのでかなり強いですが、ここが危機的状況ではない場合「別の欲求」が生存欲求よりも強く現れてしまいます。
2つ目は社会欲求(Relatedness)
社会欲求とは、要するに承認欲求みたいなものですね。
他人から〇〇だと言われたい!他人から〇〇だと思われたい!みたいなやつです。
図にするとこんな感じのイメージ。
人間のほとんどは、他人からの評価をすごく気にする生き物です。
だからこそ勉強や仕事を頑張ったり、オシャレを頑張ったり、人のやらない努力をあえてやってみたりするんですよね。

…もちろんお金が欲しいからっていう欲も混ざってると思いますけどね!
3つ目は自己欲求(Growth)
これは要するに、自分の中だけで完結する欲求のこと。
例えば遊びたいとか、自分らしくありたい、みたいな欲求を指します。
多くの人は自分の好きな趣味ってありますよね。そういう欲求すべてが、この自己欲求に含まれます。
日々のストレスやつまらなさを解消するために、僕らはいろんな娯楽や趣味に手を出してしまうようにできているのです。

つまり他人からどう思われようが、そんなの関係なく満たしたい欲求があるって意味ですね!
伝えたいこと自体は同じです!
売りたいターゲットを細かく分けていく方法
ここまで人間の欲求には大きく3つあるという話をしてきました。
では一体何が言いたいのかというと、人間によって一番強い欲求がそれぞれ違ってくるという話です。
なのでターゲットを決めるときは、どの欲求に当てはまる人にするのか?まで絞り込むことが大切。
ちょっと例を出していきましょう。
では、ワイン好きな人がターゲットとしましょう。
しかしワイン好きにも、いろんなパターンがあります。
左側の人は、ワインにこだわりがあって何をするよりもワインを飲むのが好きな人です。
一方で右側の人は、同じワイン好きでも人並み程度に好きなだけの人です。
さらにいうと、右側の人は会社の人と自宅で飲むのに適したワインを探している人になります。

こうなってくると、同じワイン好きでもまったく違う欲求があるのがわかるでしょう。
なのでさっきの3つの欲求に当てはめると、左側の人は自己欲求が強く、右側の人は社会欲求が強いってことになります。
そうなると根本的にワインの売り方が変わってきますよね。

では、どのように分けていけばいいのか?
基本的には、今から解説する2つの要素を両方組み合わせてみてください。
人口統計的基準で分けていく
人口統計的基準とは、年齢や性別、家族構成、職業などの状態を指します。
例えばOLをしている20代前半の女性に商品を売りたいのか?あるいは専業主婦をしている30代後半の女性に売りたいのか?みたいな感じですね。
ここまで細かく絞り込んでいくことによって、より訴求力の高い記事が書けるようになります。

あのときに具体的な内容に関すること以外にも、年齢や性別など聞かれたりすると思います。
つまり、僕らに対して一番効果的なマーケティングをするためにわざわざ聞いてくるのです。
心理的基準で分けていく
心理的基準とは、生活スタイルや個人の性格、価値観などを指すものです。
人間にはいろんな欲求がありますが、さらにいうと同じ欲求がある人間でも1人1人違った価値観が存在すると思います。
なので、最終的にどのような結果を求めている読者に対して売りたいのか?
そこが定まることによって、さらに訴求力の高い記事が作れます。

2つの基準を混ぜてターゲットを決めるには
実は今紹介した2つの分け方は、どちらか一方だけだと正直イマイチです。
では以下の文章を読んでみてください。
例1:20代独身男性に向けたファッションアイテムといえばコレです
これは人口統計基準だけで分けた場合の訴求。
どのような人物に対して訴求しているのかはわかりますが、20代男性といってもいろんな人がいますよね。
例えば全然モテない男性もいれば、モテまくる男性もいます。
さらにいうなら、服に対して関心のある人もいればいない人もいます。

例2:これで絶対にモテモテ確定!?ファッションアイテムといえばコレです
これは心理的基準だけで分けた場合の訴求。
さっきと違って、異性からモテるというベネフィットが伝わるのでモテたい人にとっては訴求力が高まります。
しかし、今度はどこの誰に対する文章なのか全然わかりません。
20代の男性に対して訴求しているのか?あるいは40代の男性なのか?
それ以前に、そもそも男性向けなのか?女性向けなのか?もしかしてLGBTの人でも役立つ情報なのか?
…といったことが起こってしまいます。

つまり両方の基準を組み合わせながら、訴求する文章を考えなければいけないことがわかるでしょう。
これにより、誰でも効果的な訴求ができるようになります!
ちなみに両方混ぜた場合は、こんな感じの文章になります。
絶対モテたい男性は必見!20代だからこそ似合う流行りのファッションはコレだ!

結果、アフィリエイトが成功しやすくなるってことですね。
【まとめ】ターゲットはぼんやり決めるんじゃなく、明確に決めること!
どうでしたか?
今回の話は、WEBマーケティングにおいて有名な話になってくると思います。
ただマーケティングの仕事に関わったことない人からすると目からウロコな話になると思うので、ぜひブログアフィリエイトで成果を出したい方は参考にしてみてください。
タイトルをつけるときにも使えますし、記事の中身を書くときにも使える考え方です。
というか、これをちゃんと理解せずにアフィリエイトをやるのは無謀すぎるので注意してください。
では最後に、要点をまとめましょう!
- 商品を売るにはターゲットが誰なのかが大事
- 人間には共通する欲求があるけど、人によって強さが違う
- ターゲットを決めるときは、人口統計的基準&心理的基準で細かく分けること

さっそくこれから記事を書くときは、この辺を意識してみてくださいね!