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読まれるブログは記事内容にもしっかりこだわりがある!【読者を満足させよう】
どうも、ORIGUCHIさんです。
アフィリエイトの成功に必要な要素は多々ありますが、読者が記事を読み終えたときにちゃんと印象に残っていることが理想です。
なので今回は、読者が読んでよかったと思えるような記事の書き方について話していきたいと思います。
物事の印象は、すべて絶頂期と最終局面で変わります
さっそくですが、結論からいうとピーク・エンドの法則を意識しながら記事を書くことが重要です。
まずはここでピーク・エンドの法則について、概要から説明しましょう。
皆さんも映画は色々見たことありますよね。
誰しもひとつくらいは、印象に残っている映画ってあると思います。
ではひとつ頭の中でピックアップしてみてください。
そして、その映画の中で一番記憶にあるシーンってなんでしょうか?
おそらくほとんどの方が、大きく分けて2つあると思います。
ひとつは物語の一番盛り上がるシーン、つまり絶頂期に当たる部分ですね。
例えば僕はカイジという映画を見たことがあるんですが、その中で一番記憶に残っているのが鉄骨渡りのシーンです。
やっぱりここが大きな見どころだと思いますし、もっとも有名なシーンでもあると思います。
そしてふたつ目が物語の一番最後のシーン、つまり最終局面に当たる部分です。
カイジの場合だと、最終勝負で得た大金を遠藤という人物に取られてしまったところです。
この辺も、カイジを見た多くの人が記憶に残っているでしょう。
つまり人間というのは、ある出来事に対して一番深く記憶に残りやすいのが絶頂期(ピーク)と最終局面(エンド)だということ。
さらに、この2つの要素によってその出来事の全体的な印象が大きく決まります。

例えば恋人とデートをしたときも、一緒に過ごした時間の長さよりも実際に何をしたのか?という部分が一番記憶に残っている部分だと思います。
なので僕はカイジという映画について、すごく面白かった!という印象が残ってますね。
ポイント
ちなみにピーク・エンドの法則は、アメリカの心理学者であり行動経済学者であるダニエル・カーネマン等が見つけた法則です。
ダニエル・カーネマンといえば他にもプロスペクト理論を発見したことでも有名ですね。
ピーク・エンドの法則について、詳しくはこちらのウィキペディアを読んでみてください。
ブログで常に意識するべきことは
ではこのピーク・エンドの法則を、ブログで活用していく場合はどうすればいいのか?
ブログの場合も同様に、絶頂期と最終局面を意識しながら書いていくことによって理想的な記事に仕上がります。
ただしここでひとつ覚えておいてほしいのが、絶頂期は人によって違ってくること。
最終局面とはブログの場合、最後のまとめの部分を指します。
しかし絶頂期は自分で設定することができず、読者の感覚に任せる形になるでしょう。

結論は簡単です。
ずばり、記事全体のクオリティを上げること。
だからどんな記事を書くときも、できる限り濃い情報を入れるようにすることが大事です。
ブログで記事を書くときはタイトルが大事!と…他の記事でよく言ってますが、仮にタイトルでうまく引き付けることができても中身が伴っていなければ読者に不快感を与えてしまいます。
上の図の場合、読者の絶頂期がタイトルになってしまうので結果的につまらない記事だったという印象が残るわけです。

タイトルがどんなによくても、中身が薄っぺらいと読者はガッカリします。
なので記事内容で期待を裏切らないよう注意してください。
記事のクオリティは何で決まるのか?
ざっくり記事のクオリティを上げろと言われても、イメージしにくいかもしれません。
なのでいくつかポイントを挙げておこうと思います。
- 情報は薄くならないよう注意する
さっきも少し言いましたが、タイトルに対して情報が薄いと読者に不満を与えてしまいます。
なので必ずタイトルと中身のバランスを取ること。
そもそもクリックされるタイトルをつけることがブログアフィリエイトで重要なので、そうなると必然的に情報の質は高くないといけません。
自分のオリジナル情報があればそれが一番ですが、ない場合はネットで何サイトも見ながら自分の中でわかりやすく情報をまとめてください。

- 全体的に装飾を加える
これは、文字に色をつけたり画像を用いたりすること。
小説みたいに、ひたすら長い文章をズラーッと書くだけではダメです。
いくらいい情報を書いていたとしても、装飾がないと多くの読者は読むのが疲れます。
つまりちゃんと読まずに離れてしまう可能性が高くなるので、スラスラと読めるように装飾で工夫しましょう。

- 冒頭とまとめを読むだけでもわかるようにする
実はほとんどの読者は、残念ながら記事を1文字1文字全部読みません。
必要な情報だけを探し出し、その部分だけを読むことがほとんどです。
なのですぐにでも読者が知りたい情報を提供できるように、冒頭やまとめの部分でタイトルの答えを簡潔に載せておくのがおすすめ。
それだけでも、読者の満足度は上げやすくなります。

- 読者がスムーズに読める言葉を選ぶこと
記事をスラスラ読んでもらうためには、誰でもわかるような言葉を選ぶのがポイント。
横文字を乱用したり、読みづらい漢字を使ったりするのはNGです。
どうしても記事の内容的に必要な場合は、必ず補足してあげるようにしましょう。

その辺をよく意識しながら書いてみてください!
- 誤字脱字には注意してください
基本中の基本ですが、誤字脱字が多いと読者にストレスを与えてしまいます。
そのため記事を一度書いたら、あとで何回か読み直すクセをつけてみてください。

クオリティについて明確に定義するのは難しいですが、以上の内容を押さえておけば大体OKです。
読者にとって何が絶頂期になるのかはわからないので、妥協せずにいい記事を書くようにしましょう。
【まとめ】アフィリエイトで収益を上げるなら、この法則を理解しておこう
ピーク・エンドの法則は人間の心理を読み取った法則です。
すなわち、これを前提に記事を書くようにしなければいけません。
読者は必要な情報を検索したあと、必ずタイトルを見て記事を読むかどうか決めます。
なのでその中身は読者の期待値を下回らないように気をつけてください。

しかしユーチューバーの場合はブロガーとは違い、コンテンツの中で強制的に広告を流すことができます。
また再生数や再生時間によって収益を得るスタイルなので、過剰なタイトルをつけることは最終的にメリットになることが多いでしょう。
一方でブロガーの場合、そのような機能は残念ながらありません。
普通の成果報酬型アフィリエイトをする場合は結局記事の内容で成約まで促す必要があるため、タイトル詐欺というのは何のメリットもありません。
では最後に、要点をまとめておきたいと思います。
- 人間はあらゆる物事について、絶頂期(ピーク)と最終局面(エンド)の2つを強く記憶する
- ブログも絶頂期(ピーク)と最終局面(エンド)次第で、読者に与える印象が決まる
以上を覚えておけば、下手に質の低い記事は書けなくなるでしょう。
ブログでアフィリエイトをしていくんだったら、本気で読者のためになる記事を作るよう心掛けてみてください!