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成功する人と失敗する人を分けると、4つのタイプがいる【あなたのタイプは?】

成功する人と失敗する人の特徴って何なんですかね?
まぁ色々あると思いますが、やはり成功者にはギブできる人が多いイメージですね!
ORIGUCHIさん

成功する人と失敗する人を分けると、4つのタイプがいる【あなたのタイプは?】

どうも、ORIGUCHIさんです。

さぁ今回紹介するのは、成功する与え方の話。

世の中には3タイプの人がいます。それがこちら。

  • ギバー(与える人、つまり利他的な人)
  • テイカー(奪う人、つまり利己的な人)
  • マッチャー(バランスが取れた人、つまりギブ&テイクな考え方をもつ人)

実はこの中で、幸せになりやすい人となりにくい人がいるわけです。

あなたはどのタイプに当てはまる人でしょうか?

 

あなたは与える人ですか?奪う人ですか?

まず今回の話の元となる本はこちら。

これはもうかなり有名かつ人気のある素晴らしい本です。

著者は、なんとあのGoogleをコンサルティングした人だったりします。

でもまだ読んだことがない方も多いでしょう。

この本では、与える人こそ成功者になれる!といったことが書かれています。

ORIGUCHIさん
一体どういうことなのか?僕がわかりやすく解説します!

 

ギバー、テイカー、マッチャーの割合

ギバーとはGiveする人ということで、常に人に対して「与える側」の立場にいる人のこと。

テイカーとはTakeする人ということで、常に人に対して「奪う側」の立場にいる人のこと。

そしてマッチャーとは、GiveとTakeのバランスがいい人のこと。

この中で、どれがどのくらいの割合で居ると思いますか?

 

実はこの本いわく、ギバーが25%、テイカーが19%、マッチャーが56%らしいです。

つまり、2人に1人以上はマッチャーだということ。

ORIGUCHIさん
まぁ普通はマッチャーですよね。何かしてもらったらお礼をしたくなりますし、逆に何かしてあげたら何かお礼してもらうことを期待すると思います!

 

幸せになりやすいランキング

ではこの中で幸せになれるのはどれか?順位付けをしていくとこんな感じになります。

1位 ギバー

2位 マッチャー

3位 テイカー

4位 ギバー

まず4位がギバーということで、これは要するに周りからボロ雑巾になるまで良いようにコキ使われてしまうタイプですね。

良い人すぎる人ってたまにいると思いますが、こういう人は自分のことを二の次に置きがち。

つまり常に相手のことを考えて、相手が幸せになれるようにしか動かないわけです。

本当に良い人というのは人生においてあらゆる損をしてきていると思います。

これは非常にもったいないですし、一番幸せになりにくいタイプの人です。

 

続いて3位がテイカーということで、これは常に誰かに何かをしてもらうために行動する人。

なのでギバーと違い、人の時間や行動などを自分のために使わせるタイプです。

じゃあ奪うだけの人がなぜ3位なのか?それは、世の中にはマッチャーがいるからです。

つまりマッチャーがテイカーの行動を邪魔するんですよね。

マッチャーというのはギブ&テイクの人なので、テイカーのような人を見つけたら制裁を与えたいと思う行動心理が生まれます。

しかもマッチャーの割合は多いですから、テイカーはマッチャーにやられやすいっていうことです。

だからマッチャーがその上の2位に入ります。

 

成功しやすいのは圧倒的にギバー

すでに4位にギバーがあるのに、なぜ1位にもギバーがいるのか?これは疑問ですよね。

実は、ギバーにはさらに2つのタイプが存在します。

それは「成功するギバー」「失敗するギバー」ということ。

失敗するギバーは4位ですが、成功するギバーになればあなたも1位になれるっていう話です。

ORIGUCHIさん
つまりギバーは両極端に分かれちゃうんです!

 

ただそんな極端に分かれるんだったら「自分はマッチャーでいいや」ってなりますよね?

ちょっと待ってください。

あたなも成功するギバーになれる方法がちゃんとありますので、今から具体的に教えていきます。

ORIGUCHIさん
ここからが一番重要な話です!

 

成功するギバーの条件は3つ

まず成功するギバーになるためには、この3つをしっかり頭に入れておきましょう。

  • 達成型
  • 計画的
  • 自主的

達成型とは、助けられた実感を感じられたから助けるということ。

つまり相手を助けることにおいて、自分にも良いことがあるという場合のみ助けるわけです。

失敗するギバーの場合、この達成型という考え方がなく100%相手のメリットしか考えずに行動しがち。

だから幸せになれないっていうことです。

 

次に計画的とは、毎日コツコツ助けるのではなく一度に一気に助けるということ。

さらにこの本では、年に100時間ルールというものを提唱しています。

年に100時間を週に直すと2時間です。

つまり助ける時間をきっちり区切ろうという話。

なぜなら、毎日のようにちょこちょこ助けるクセがついていると常に周りからお願いされやすくなるからです。

その結果、気づいたら自分の時間がなくなってしまいますし無駄に労力も消費してしまいます。

失敗するギバーは、まさにこういうタイプですね。

決まった時間だけ、かつ決まったタイミングだけしっかり助ける、ということを意識しておくだけで無駄がなくなります。

 

最後に自主的とは、助けたい人を選んでいるということ。

成功するギバーは、心の底から助けたいと思う人しか助けません。

一方で失敗するギバーは、誰でも助けてしまったり誰かに命令されて仕方なく助けたりすることばかりです。

そこにはやっぱり達成感が生まれませんし、ただストレスだけが溜まって終了します。

ORIGUCHIさん
同じギバーでも、助ける際の考え方やスタンスが違うだけで随分と変わることがわかりますね!もはや真逆といってもいいくらいです。

 

周囲に揃えるべき人たちとは?

やはり自分の周りにも、ギバーな人をたくさん揃えたいですよね。

周りがギバーだらけなら、皆がギブしまくりで幸せになれそうなイメージが沸くでしょう。

しかしよく考えてみてください。

そもそもギバーな人はそこまで世の中に多くありません。

さっきも割合について話しましたが、ギバーは世の中に25%ほどしか存在しません。

なのでギバーばかり周りに集めることは、簡単なことではないっていう話。

 

だからこそ重要なのが、テイカーを周りからできるだけ排除すること。

テイカーというのはギブをしない人ですから、ギバーの行為をすべて吸い尽くしてしまいます。

ORIGUCHIさん
これは恐ろしい話ですよね…

周りに1人でもテイカーがいれば、それだけでもあなたに悪い影響が出てしまうリスクが生じるでしょう。

つまりテイカー1人によって、その組織内ではギブをすると損してしまうという流れができてしまいます。

ORIGUCHIさん
だから会社や家に1人でもテイカーがいるだけで、ギバーは本来の力を発揮しにくくなり悪い循環が生まれるわけですね。

 

テイカーを見分けるためには?

僕らが成功するギバーとして生きる上で、テイカーはただの悪でしかありません。

なのでテイカーとは絶対に関わらないようにする、つまり避け続けていく必要があります。

ではどのように人をテイカーかどうか見極めればいいのか?教えましょう。

 

人当たりでは判断不可能

ギバーとかテイカーとか一言でくくっても、人間というのは人それぞれいろんな特徴を持っているものです。

例えばギバーでも見た目が怖い人や人当たりの悪い人だっています。

でも結局はギバーなので、まったくこういう人は無外です。

 

一方でテイカーもまったく同じ。

でも人当たりの悪いテイカーだったらわかりやすいですが、一番厄介なのが人当たりのいいテイカーです。

つまりテイカーであることがわかりにくいタイプの人。

例えばこんな感じ。

人当たりのいいテイカー社員「それ、僕がやっておきますんで大丈夫ですよ!(バカだなこいつ、これを俺がやることで俺は出世するし他の面倒な仕事までしなくて済むわw)

…みたいなことですね。

要するにこの人は、一見ギバーっぽい振る舞いはするけど心の中では100%自分が有利になれることしか考えていません。

なので一番タチの悪い人が、人当たりのいいテイカーというわけです。

 

レック判別をしてみよう

レック判別?なにそれ?ってなりますよね。

レックとはそもそも、動物が異性に対してアピールする行動のことを言います。

しかしながら、アピール行動は完璧なものではなくどこかに穴があったりするものらしいです。

それは人間にも言えることなので、そこを見抜いていこうということ。

じゃあどうやっていけばいいのか?

 

ポイントその1、写真です。

ではこちらの写真をご覧ください。

パッと見た感じだと、あんまりよくわからないですよね。

なお両方とも会社のCEOであり、両方とも会社のPRのためにパンフレットに載せられていた写真です。

 

では、このようにしてみるとどうでしょうか?

左側の紹介ページでは右上にCEOの写真が小さく載っており、右側は一面にデカデカと自分の写真が載っていることがわかります。

つまり右側の人は「この会社は自分の会社だ」と、強く強調したいことがわかるでしょう。

そう、彼こそが強烈なテイカーだったというわけです。

なお左側のCEOはギバーだったらしいです。

 

実は身近なSNSに載っている写真でも、テイカーを見極める方法があります。

それは、実物よりも明らかに映りのいい自分の写真を使っているかどうか。

必ずしもそういう人がテイカーとは限りませんが、テイカーの傾向が非常に強いとのこと。

ORIGUCHIさん
誰しも写真映りのいいものを使いたい気持ちはあると思いますが、その気持ちが異常に強いと感じる人が当てはまります!

「え…これ誰!?w」と、誰もが感じるような写真を使っている人には、要注意です。

 

ポイントその2、言葉の使い方です。

あなたは自分のことを何と呼びますか?

例えば「私は」とか「僕は」みたいな感じで普通使いますよね。

しかし、このような一人称を多用する人ほどテイカーの傾向が強かったりします。

じゃあギバーは?というと「私たちは」とか「僕らは」といった言葉をよく使います。

これは厳密に言うと、何か成果を出した際にどういう状況でも複数形にしないっていうことですね。

だから仕事で何か成果を出したとしても「僕らは〇〇〇したので●●●になりました!」ではなく「僕が〇〇〇したので●●●になりました!」と、言ってしまうタイプです。

チームで何かやっても、全部自分の手柄にしてしまうような人は当然テイカーだと言えます。

 

ポイントその3、ある質問を投げてみること。

テイカーかどうか見破るのに、いい質問があります。

それがこれ。

あなたが今まで助けた人物はどんな人?

さて、どう答えたらギバーでどう答えたらテイカーなのか?

実は、影響力の小さい人や困っている人の名前を挙げる人がギバーです。

逆に自分よりも明らかに格上の人を挙げると、テイカーである傾向が強いと言われています。

ORIGUCHIさん
あなたはどうでしょうか?w

 

他にも注意すべきテイカー

実は人当たりのいいテイカーだけじゃないんです。

もうひとつ気をつけていただきたいのが、戦略型テイカーと呼ばれる人。

これはその名のとおり、戦略的に自分が有利になれるよう動くテイカーです。

例えばどうしても助けてもらいたいことがあるがゆえに、異常に親切なことをする人。

いますよねこういう人も。

これがまさに、戦略型テイカーと言います。

親切なことを先にするのでパッと見ではギバーに見えるんですが、裏で企んでいる本来の目的が実はあるんですよね。

つまり、助けてもらいたいことを引き出すための戦略的行動をする人がいるわけです。

 

ただここで鋭い人は疑問を持つと思います。

それって、結局は成功するギバーと一緒じゃないの?と。

成功するギバーの3つの条件でも話しましたよね。

「相手を助けることにおいて、自分にも良いことがあるという場合のみ助ける」

これが成功するギバーの特徴のひとつです。

でも実は同じなように見えて、違うんですよね。

どう違うのかというと、これです。

  • 成功するギバー=持たざる者を助ける
  • 戦略型テイカー=持つ者に取り入る

もう少し例を挙げましょう。

例えば成功するギバーというのは、言い換えれば投資家さんです。

投資家さんはその人の社会的地位や収入などを見て投資するのではありません。

あくまでも自分が助けることによって、互いに利益が出そうかどうかを見極めます。

一方で戦略型テイカーというのは、言い換えればただのセールスマンです。

セールスマンは自分の利益のために、あの手この手を使ってセールスします。

利益のためには、いくらでも親切なことをしてあげる。そういうマインドです。

まさにそこに大きな違いがあると言えるでしょう。

ORIGUCHIさん
まだどうなるかわからない人を助けるのがギバー、すでに成功している人を助けるのがテイカー、みたいな話ですね!

 

【まとめ】成功するギバーは、今からでもなれます

今回の話を踏まえた上で、もしかすると自分は成功するギバーではないかも?と思ったかもしれません。

でも安心してください。

行動を変えれば、信念や動機はあとでついてきます。

つまり最初はテイカーとして動いていても、行動自体を何度も繰り返していることによって心理的変化が起こることがあります。

これは心理学用語で認知的不協和と呼びます。

ちょっとややこしい言い方をしましたが、要するに行動によって考え方が変わるよってこと。

だからあなたも、最終的には成功するギバーになれます。

ORIGUCHIさん
自分は成功するギバーになるぞ!という気持ちを持つことで、あとはギバーらしい行動を繰り返すだけでOKです!

ぜひもっと詳しく細かい話が知りたい方は、GIVE&TAKEの本を実際に読んでみてください。

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