
でも周りの正社員を見てると、なんだかしんどそうだなぁ…
ん~どうしたらいいのかわからない!
そんな悩みに、答えていきたいと思います。
ということで、こちらの記事では以下のことがわかります。
記事の内容
- 正社員にメリットない具体的な理由
- 正社員になる唯一のメリット
- アルバイトのほうが実はメリットだらけ

正社員といえば、誰もが最初に目指すことになるひとつのゴールだと思います。
社会人として一人前になるには、まず正社員になることが必要不可欠だと考えていませんか?
しかし、結論からいうと正社員になる必要は一切ありません。
むしろ正社員はメリットない生き方になることが多いので、詳しく解説しますね。
目次はこちら
正社員がメリットない6つの理由【これが正社員の現実】
今まで家族や学校の先生から、こんなこと言われたことないですか?
- 就職しないと将来生きていけないぞ!
- 就職しないと立派な大人になれないぞ!
- 就職しないと結婚できないぞ!

この3つのセリフを見て、普通じゃないの?って思った方は完全に脳みそが洗脳されています。
残念ながら「正社員」と「幸せ」は、イコールにはなりません。

むしろ会社にしがみつかない生き方の方が、幸せになれる可能性は確実に高いと思います。
では正社員になるメリットがない具体的な理由を話していきましょう。
自分のブランディングに使えるのは大企業の名前だけ
例えば有名な大企業に就職できれば自分のブランディングになるのでそれはアリかもしれません。
しかし、そうじゃないケースの方が圧倒的に多いでしょう。
ほとんどの方は中小企業やベンチャーに行くことが多いかなと思います。
その場合は、残念ながら何のブランディングにもなりません。

社会保険はアルバイトでも加入できます
社会保険は正社員にならないと入れないんじゃないか?と勘違いされている方もいると思いますが、アルバイトでも社会保険に入る権利はあります。
厳密にいうと、1ヵ月あたりの所定労働日数が常時雇用者の4分の3以上に当てはまる場合は必ず入ることになります。
あるいは、以下の条件をすべて満たしている場合も社会保険に入る義務が生じます。
- 月88,000円以上の給与が発生する場合
- 週に20時間以上勤務する場合
- 1年以上の勤務を想定している場合
- 成人である場合
- 501人以上の従業員を持つ企業である場合(500人以下の場合は労使合意が取れる場合)

だから正社員である必要性はないわけです。
今や大企業でも安定はしない現実
この辺も勘違いしやすいポイント。
正社員として雇用されると一般的には長期的に働くことが前提という話になります。
なので定年まで働けるということになるんですが、それまでに会社の経営状況は大きく変わる可能性があります。
たとえ倒産まで行かなかったとしても、大きな赤字があったり不祥事があったりすれば従業員をカットする動きが出てくるでしょう。

最初は永遠に働く予定でも、どこかのタイミングで必ず会社に不満を抱くようになって転職や起業を意識し始めると思います。
ボーナスがない会社もたくさんある
正社員になると定期的にボーナスの時期がやってきますが、これは会社によります。
なのでどの会社でも必ず存在するものではありません。
この辺もよく勘違いされている方が多いような気がします。
有名な大企業とかなら確実にもらえると思いますが、そうじゃない場合はあまり期待しない方がいいですね。
特にベンチャー企業とかは、なおさらボーナスなしだと思っておくのが無難です。

正社員になると、収入はむしろ減る
特にこれは、よく考えてほしいポイント。
数字だけを見るとアルバイトと比べて収入はアップしますが、ここで注意すべきことがあります。
それは、労働時間が変わってくること。
例えば20万円の月給で設定されていたとしても、1日あたりの労働時間が12時間(残業込み)だったらどうでしょうか?
さらに労働日数が月24日(週6出勤)だった場合、計算してみるとこんな感じになります。
- 20万円÷24日= 1日あたり8,333円の給与
- 8333円÷12時間= 1時間あたり694円
つまり正社員になると、時給700円で働くこともあるかもしれません。
ここまでひどくならないにしろ、お住まいの地域の最低時給を切ってしまう可能性は十分にあるでしょう。
アルバイトのときは時給900円だったのに、正社員になったらむしろ時給下がっちゃうみたいなことは普通にあります。
正社員は時給ではなく月給制になるので、会社側からすれば少しでも長時間働かせた方が人件費の節約になるんです。

だからすでに正社員をしている人は、時給いくらなのか計算した方がいいかも。
もしアルバイトの時給と大差ない場合は、うまくこき使われていることになります。
正社員になると、たくさんの時間を失う
就職をすることによって何が一番大きなリスクだと思いますか?
さっきまでの話を読んでいる方なら、もうお気づきでしょう。
答えはズバリ「時間的損失」です。
会社で正社員になると、会社に自分の時間をたくさん割くことになります。
正社員の求人とか見てみると一応8時間で書かれていたりしますが、定時で素直に帰らせてくれるところなんてむしろ少ないのが現実です。
つまり残業は当たり前のように発生してしまうということ。
早く仕事を終わらせても、次から次へと仕事が舞い込んできます。
朝早く出勤して、家に着く頃には夜23時を過ぎているなんて普通にありえます。
システムエンジニアとかなら、泊りがけになることも余裕であるでしょう。
さらに週6日出勤なんてザラにありますし、会社によっては7日以上連続で働かされることも。
基本的に正社員は会社のためにひたすら頑張らなければいけないのが当たり前。
ましてブラック企業と呼ばれる会社は、大企業含め数えきれないほどあります。
有給だってまったく取れるような雰囲気じゃないところもあるのが現実です。

果たしてこんな環境の中で、人は幸せになれると思いますか?
いつの間にか自分の人生の大半は会社のために消費していることになり、自分の時間を過ごすことが難しくなってしまうわけです。
そんな人生を、本当にあなたも望んでいるんですか?

お金は後からいくらでも稼げますが、過ぎた時間は一生戻りません。今こそ冷静になって、将来について考えるべきです。
人間関係がとにかく面倒くさい
アルバイト以上に人間関係で気を遣う場面が増えるのは、まず間違いないでしょう。
特にキツイのが、上司や社長との人間関係。
アルバイトの場合はあまり意識しなくても、ぶっちゃけ適当で通用します。
しかし正社員の場合は、上司や社長と常に近い立ち位置で過ごすことになるのが普通です。
そのため、嫌な飲み会や社内イベントも強制的に付き合っていく必要があるでしょう。
想定外の仕事も任されることが多い
正社員になるとよくあるのが、新しい仕事を次々任されること。
僕が勤めていたSEO会社でも、それはよくありました。
例えばWEBライターとして入社したはずなのに、いつの間にか営業の仕事がメインになった方もいます。
冷静に考えて、そんなのおかしいと思いませんか?
なので自分がやりたかった仕事ができなくなることは、どこでもありうるでしょう。
本当に正社員はメリットないのか?
ここまで正社員にはメリットがないことばかりお伝えしてきましたが…
じゃあメリットはないのか?という疑問もあると思います。
厳密にいえば、もちろんないこともないですね。
ただ、正直いってあまり魅力的なメリットとはいいがたいものばかりです。
周囲の人に堂々とできる
正社員は、社会的にどんな人からも認められるステータスになります。
つまり、変な目で見られることがありません。
例えば恋人の親に自己紹介をする際にも、自分はちゃんと社会人として生きていることをアピールしやすくなるでしょう。
身内から仕事に関してダメ出しされることもないと思います。
しかし、人の目や世間的な評価を気にしたところで自由は手に入りません。
社会的な信頼を得られる
これは要するに、ローンを組んだりお金を借りたり、あとはクレジットカードの審査で有利になったりするということ。
大人になればどれも必要になることがあるでしょう。
ただ厳密にいえば、クレジットカードなんてアルバイトでも作れます。

なので、あまり僕の中ではメリットではないですね。
…以上が正社員のメリット。
あれ、これくらいしかないの?って感じですよね?
正社員はやめて、アルバイトを今すぐ始めよう
アルバイトというと正社員に比べ社会的地位が低く、なんとなく恥ずかしいものだと思ってませんか?
そんな意味のないイメージは、もう捨ててください。
アルバイトは間違いなく、誰にとっても究極の働き方です。

アルバイトなら正社員より、はるかに理想的な働き方ができます。
なぜなら、自分のことを中心に考えながら生活できるようになるため。

アルバイトなら時間を確保しやすい
もちろん時には残業を迫られることもあるかもしれません。
ただアルバイトという立場では責任を負う必要がないため、いくらでも理由をつけて無理やり断れます。
その結果、犠牲になるのは正社員です。

出勤日数についても同じで、アルバイトの場合はシフト制が基本です。
アルバイトの求人を見れば週2からでもOKなところはいっぱいあります。
つまり、自分の時間をいくらでも確保できるということ。
時間を作れるようになれば、自分らしい生き方ができますね。
これが正社員の現実
そして下が、アルバイトの現実です。
アルバイトで生計を立てるようにすれば、このように自分中心な生き方ができます。
正社員と比べて仕事量や労働時間も少なく、大した制限やプレッシャーもないのでほとんど自由です。
アルバイトだけでも収入は増やせます
時間は確保できても、その代わり収入が減るんじゃ…と不安になるかもしれません。
そこで大事なのが、高い時給の仕事を選ぶようにすることです。
自分の生活にはどれくらいお金が必要なのか?一度計算してみてください。
例えばテレアポだったら時給1500円~2000円くらいで求人が出てると思います。
仮に1500円で1日8時間働いたら、日給12000円ですよね。これが1ヵ月で20日間あれば、月収24万円ですよ。
そこから社会保険とか引いても19万円+交通費くらいは手取りとして残るはず。

もっというなら、夜のお店でアルバイトをしてみるのも全然あり。
女性ならキャバ嬢になるとかガールズバーで働くとか選択肢は色々あります。
男性ならホストとかキャバクラや風俗店のボーイなんかもあるでしょう。
ホストは時給が低いところからスタートしますが、結果を出せれば収入は一気に増えます。
このあたりになってくると時給2000円超えは十分狙えますし、人によっては時給3000円以上も全然いけちゃうレベルです。
つまり、あっという間にサラリーマンの月収なんて超えます。
あと僕の体験談ですが、やり方を工夫することで一般的なアルバイトでも月30万円前後は稼げるようになります。
例えば、これが以前のアルバイト先で働いていたときの給与明細です。
合計が29万円くらいで、控除が48,000円ほど引かれて、結果24万と6,000円という給与になっています。
社員は月収20万円程度なので、それ以上の収入をアルバイトの僕は稼いでいました。
社員よりも圧倒的に少ない労働時間にも関わらず、社員よりも稼ぐという不思議な現象が起こっていたわけです。
見てください、この月の出勤日数はたったの18日。
つまりたった18日間で、月30万円近く稼いでいることになります。

正社員なんて非効率的な稼ぎ方は、やってられないと思った瞬間です。
この辺の話についてはたった1つのアルバイトだけで、収入を爆上げする方法【体験談です】で詳しく解説してますので、気になる方だけ参考にしてみてください。
アルバイトをしながら、副業に挑戦してみよう
正社員からアルバイトになったら、間違いなく時間ができます。
その時間を、自分のやりたいことに使ってください。
ただ、僕は絶対に将来につながることに時間を使ったほうがいいと思います。
例えば僕の場合は、プログラミングの勉強をしたりWEBライターとして腕を上げるための勉強と実践をしてきました。
つまりライフスタイルとしては、こんな感じ。

なぜ副業をすべきかというと、最終的にはアルバイトすらも辞めることができるため。
僕は副業を積み重ねてきた結果、アルバイトを辞めてフリーランスになれました。
つまり、個人で稼ぐ力を身につけられたということ。
ここまでくると、もう会社に依存する必要性が一切なくなります。

さらに、もっと上流へ行けば働くことなく収入を作ることもできるようになります。
要するに、自分の代わりに稼いでくれる仕組みを作ればいいわけです。
この領域まで来れば、本当の意味で理想的な人生を死ぬまで歩むことができるでしょう。

副業で何を勉強し始めればいいのか?
副業といっても、どうすればいいのかわからないと思います。
フリーランスである僕としては、やっぱりパソコンを使った稼ぎ方を選ぶべきですね。
これがもっともイマドキっぽいですし、何より効率的な稼ぎ方ができます。
ここでは詳しく説明しませんが、僕が稼げるなと思うのは下記の3つです。
- プログラミング
- WEBライティング
- ブログアフィリエイト
まずプログラミングは習得するのに一番難しいですが、その代わり収入が爆発的に上がりますね。
なので最近では、プログラミングスクールに通って効率的に勉強している方も増えているみたいです。
ちなみにプログラミングスクールについては安いのに質の高いプログラミングスクール3選!【選び方も教えます】で、初心者向けにまとめています。
次にWEBライティングは文章を書く仕事なので、パソコンでタイピングできる方ならどなたでもすぐ始められます。
僕も現在はWEBライティングが収入のメインになっていて、会社と直接契約していたりクラウドワークスで稼いでいたりします。
最初は稼ぎにくいのが特徴ですが、ある程度やり続けると普通のアルバイト以上に稼ぎやすくなりますね。
時給でいえば2000円とか、もっとすごい人は5000円以上行く場合もあります。
WEBライティングの始め方についてはこのブログのWEBライティングカテゴリに、まとめています。
最後にブログアフィリエイトですが、こちらも最初はまったく稼げません。
しかし、プログラミングやWEBライティングと大きく異なるのが、自分の代わりに稼いでくれる仕組みになるってこと。
そこまで行くのに時間も労力も相当かかりますが、今後不労所得を得る稼ぎ方がしたいなら必須です。
ブログについても、ブログカテゴリで詳しく解説しています。
【まとめ】正社員はメリットないので、やらないほうがいい
最後に、まとめるとこんな感じ。
- 正社員は時間も未来もない
- アルバイトなら時間を確保できる
- 余った時間で副業を始めよう(将来が安定する)

ちょっと過激な言い方になりますが、正社員を望む人は「自分では何もできない能無し」って言ってるのと一緒です。
本当に稼ぐ力があれば、その力で独立できちゃいますよね?
独立した方が自分の持つ力を100%活かせますし、収入も上がるのは想像できるはず。
でもそれができないからこそ、誰かの下について働くという奴隷ルート(正社員)を誰もが選んでいるはずです。
正社員になれた自分のことを優秀だと勘違いしないようにしましょう。
あくまでもそれは「経営者から見て奴隷としての素質が見込めるから優秀」ということ。これが現実です。

いたら今頃その人について行ってますから…w
人生において大切なことは人それぞれ違うかもしれませんが、僕は何よりも時間を大切にするべきだと思っています。
なぜなら、時間がないと何もできなくなってしまうから。
身の周りの正社員を見てきて、ひとりも自由な暮らしをしている人を見たことがないです。
新しいことに挑戦するためにはまず時間を確保しないといけないですし、そのためにはあえて正社員にならずアルバイトで生計を立てるようにした方が絶対にいいと断言します。