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もう頑張りたくない?大丈夫!Googleの非常識な成功法則で解決します
どうも、ORIGUCHIさんです。
さていきなりですが、あなたはこちらの書籍をご存知でしょうか?
この本では元Googleの人材育成統括部長が、ムダを捨てる仕事術を紹介しています。
もっと言うなら、がんばらない働き方がここに詳しく載っています。
がんばらなくてもいいなんて…めちゃくちゃ興味そそられませんか?
もしあなたが少しでもがんばらずに成功したい、と思っているのであれば今回の話はとても参考になるかと思います。
ここで僕がわかりやすく解説していきますね。
がんばらずに結果を得るには?
一般的な話として、まず結果を出すためにはがんばらなければいけないと思いがちですよね?
何事もがんばってこそ、その先に存在する結果を手に入れることができるというもの。
これは世の中の普遍的な概念だと思います。
しかし、今回はそんな当たり前すぎる話じゃありません。

結局「努力」とは所詮綺麗ごとでしかないんだなと思います。
あの天下のGoogleは、がんばらずして結果を得られる方法があるとこの本で言ってます。
一体どういうことなのか?
がんばるは絶対にNG
今まで生きていて、声を出して「がんばろう!」と言ったことありませんか?
あるいはSNSでも「がんばる!」と言ったことないでしょうか?

この「がんばる」という言葉を発することにより自分を鼓舞できると誰しも思いがちですが、実は違うんです。
Googleは、
がんばる = 思考停止
だと言っています。
え、なんで?意味わからん!と、まぁ思いますよね。
Googleが言いたいことは、がんばるという意思を持つことによって一直線に目の前の仕事をがんばってしまうんじゃないか?ということ。
それの何がいけないのか?
残念ながら日本の生産性は、ここ何十年もの間ずっと低いという事実があります。
詳しくは公益財団法人の日本生産性本部というホームページに載っている、OECD諸国の労働生産性国際比較を見てみてください。
2018年時点で、OECD加盟国36か国中21位に日本がランクインしていることがわかります。
これが事実なので、ハッキリ言ってがんばるという姿勢に対して「美しいことだ!」「正しいことなんだ!」なんて言えません。
ただ日本人は決して怠けているわけではなく、むしろ外から見てもかなりがんばって働いているなぁと思われています。
じゃあそこまで必死で真面目にがんばっているのに、どうして生産性は低いままなのか?
それは根本的なやり方が違うということを、Googleは言っています。
Googleの目標は常に生産性を10倍にすること
実はGoogleでは、常に生産性を10倍にしようという目標を掲げています。
これは普通に考えると
「いや…10倍とかどんだけ働かなきゃいけないんだ」
「今よりも10倍がんばるとか想像もできない」
…という感じで考えてしまいますよね。
そうなんです。これは当たり前のことですし、そもそも現実的ではない!と普通なら思うはず。
だって時間的にも能力にも、限界ってありますから。
ただこれは、あくまでもストレートに考えたら無理ゲーだよねっていう話であることを覚えておいてください。
つまり、Googleが言いたいことは現状のやり方の根本的な部分を見直せっていう話です。

todoリストは絶対に作ってはいけない
今回の話の肝となるのが、ずばりコレ。
普通に会社で働いている人なら、todoリストは当然つけてますよね。
特に正社員として働いている場合、間違いなく忙しい毎日だと思いますのでつけざるを得ない状況だと思います。
そして真面目でがんばり屋さんな人なら、きちんとひとつずつ消化しているでしょう。
でもよく考えてみてください。
やることって、無限に出てきませんか?
つまり「がんばる」と意気込めば思考停止状態になり、todoリストをつけていることによってただひたすらそれを消化するだけになってしまう。
もはやこれは、あらかじめやることをプログラミングされたロボットと同じ。
しかもロボットと比べて、生身の人間である僕らは当然体力や集中力に限界がある。
だからいつまで経っても日本の生産性は大きくならない、それが現状です。
じゃあGoogleはどうしているのか?それが『やらないことリスト』を作ること。
todoリストなんてものは、むしろいらないとGoogleは言っています。
あの超有名な大物も日頃から取り入れている
「いやいや、とはいえそれはたまたまGoogleで働いていてうまくいっただけの話なんじゃないの?w」
と思う人もいるでしょう。
しかし、実はこのやらないことリストに関する解説をしている本が他にも色々あるんです。
例えばこれとか、まさにタイトルそのままですよね。
もはや成功者の間では常識と化しているのが、やらないことリストだと言えます。

これはもう、やらないことリストがいかにすごいパワーを秘めているのかわかりますよね。
ここまで大物の人たちが共通して持っている知識ですから、僕らもその考え方を学んでおいて損はありません。
仕事におけるやらないことリスト
ではさっそく今回紹介した2冊の本に載っている『やらないことリスト』について詳しく解説します。
まず覚えておいてほしいのが、ひとりで仕事はこなさないこと。
つまり自分で何でも済ませてしまうのは、よくないんです。
特に仕事ができる人ほど、ついつい自分でこなしてしまいがちではないでしょうか?
でも冷静に考えてみてください。
仕事って別に人に任せることだってできますよね?
そうすればどうでしょうか、その分自分の手が空きます。
結果として、他のことができるようになるということ。
時間も手間もこれで大幅に省けることが予想つくでしょう。

最近YouTubeに参入している芸能人なんかも、決して動画編集は自分でやってません。
皆必ず誰かにアウトソーシングしています。
だってそうすればプロ並みの映像を、手間なく届けられますよね。
次に、同じ仕事はずっとやらないこと。
一体何故か?よく考えてみてください。
同じ仕事って最初はいろんな学びがあったり刺激が得られるかと思います。
でもずっと続けているうちに、だんだん学びも刺激もなくなっていきませんか?
つまり人間は慣れてしまう生き物です。
そんな状況になってしまったにも関わらず、同じ仕事を続けていて自分に何のメリットがあるでしょうか?
学ぶこともなくなり、刺激もなくなってしまったら、それはもはや人生の無駄な消費です。
ただ日本では、ひとつの仕事をやり続けることに対して価値があるものだと言われてきました。

人間は常に変化していかないと、新しい学びを得ることはできません。
それは結果として、成長しなくなるっていう話です。
さらに、会議には出ないこと。
はい、これは完全に怒られますね。多分そんなことできないという人が圧倒的だと思います。
でも会議というのは、内容によってはまったくといってもいいほど無駄なものが確かに存在します。
例えばアジェンダの存在しない会議。
最初から何について話し合うのか決まっていればいいですが、ただ会議の日だからという理由で会議に集まるのは意味ないということです。
もしこういう会議の時間があなたにも存在するなら、出ないようにすること。
それができなければ、自分の代わりを送り込むという方法もありです。
なんとなく今後のことを話し合う、みたいな会議はマジで無駄の極みだと覚えておきましょう。
また、7人以上の会議も出ないようにしてください。
よく会社の飲み会とかって、大人数で飲むことがあったりしますよね?
それが4人とか6人程度ならともかく、10人とかそれ以上になってきたらどうしても会話がまとまらないはず。
さらに言うと、その中にはほぼ何も言わずに帰る人もいるのではないでしょうか?
会議となれば特にそのパターンが多いはず。
これが日本でよくある、悪い会議の例です。

生産性を上げるためには、生産性のないことをしていてはいけないっていうことです。
人間関係におけるやらないことリスト
では次に、人間関係においてやらないことリストを作っていきましょう。
まずは、人の連絡に返信しないこと。
は?って思われると思いますが、これもやらないこととして作っておいた方がいいです。
ただ厳密に言うと、本当に返信しなきゃいけないこと以外っていう意味として捉えてください。
つまり緊急性がないものや、自分が返信したいと思えるようなこと以外は無視でOK。
特にNOという答えを出したいものには、既読スルーで問題ありません。
もちろんラインで既読スルーなんてすれば、会話内容によっては嫌われますけどね。
でもわざわざ相手のことを意識しながら何でもかんでも返信してたら、自分の時間はどんどんなくなります。

次に、人とは会わないこと。
「最近会ってなかったよね~!今度飲まない?」って言われることありませんか?
そこに乗っちゃいけないっていう話です。だって時間が取られますからね。
ただし、これも厳密に言うと自分が会いたいと思うかどうかで決めるのが重要です。
もし会いたいと思うのであれば、会ってください。
逆にどっちでもいいっていう気持ちであれば、会わないでください。
相手に気を遣う必要はありません。自分の考えがどうなのか?という点で決めることが重要です。

あとは、自分と合わない人を無理して説得する必要はないということ。
家族、会社の人、友達、みんなそうです。
自分の考えと合わない人とは、説得するのではなく距離を置きましょう。
これもまた無駄を省くことにつながります。
ちなみに絶対会うべき人と会わないでおくべき人をわかりやすくこちらの記事で解説してるので、一緒に読んでみてください。
絶対に縁を切るべき人の特徴とは?【関わる人はこの2種類だけでOK】
生活におけるやらないことリスト
3つ目に行きましょう。
まず覚えておいてほしいのが、本を読み切らないこと。
僕もORIGUCHI戦略においてさまざまな本を紹介していますが、本を買っても最後まで読む必要はありません。
本を読むときに大事なことは、自分が読みたい項目を読むこと。
つまりそれさえ達成していれば、もう十分です。
1から100まですべてを読み切ったところで「本を読んだ!」という達成感しか残りません。

また、自分にとって響く項目もあればよくわからない項目も本には必ずあります。
だから本当に必要な部分だけをピックアップして読むようにしましょう。
達成感よりも必要な知識をピンポイントに覚えることの方が重要です。
なお紙か電子かという話もあると思いますが、この辺は好みでOK。
ただ本はかなりかさばってしまうので、多くの本を読みたいと考えている場合は電子一択になるかと思います。
そして、大きな夢を持つ必要はありません。
夢を持たなければいけないというプレッシャーを感じている人は、たくさんいるでしょう。
でもそんなプレッシャーは、感じることないです。
そもそも夢が持てない大きな原因としてよくあるのが、todoリストを作っていることだったりします。
本来ならアレがしたい、これがしたい、そんな欲はいっぱいある。
けれどもやらなければいけないtodoリストが多すぎるために、夢を持つ余裕がなくなってしまうわけです。
だから本ではtodoリストを捨てましょうと言ってます。
そのあとに、やりたいことのミッションを1つ挙げてみてください。
そのミッション×行動によって、それがどんどん雪だるまのように大きくなります。
結果、それがあなたの夢になります。

【まとめ】やらないことを決めるだけで、生産性は一気に跳ね上がる
ただここまでの話を聞いて、多分思ったことがあると思います。
それは「いやどれも怒られそうw」ということ。
えっとハッキリ言っておくと、怒られてください。
今回の話はラクして結果を得る方法、ではないんですよね。
怒られるというのは残念ながら大前提の話になってきます。
だからその点についてはご理解いただきたいです。
がんばらないというのは、言い換えるとやらないことを整理することっていう話になります。
でもよく考えてみてください。怒られたから何なんだ?っていう話なんですよ。
怒られる=命を取られるっていう危険な話ではないわけで。
だからそんなことで思考停止&行動停止していてはもったいないです。
あなたが過ごしている毎日には、おそらくとんでもなく無駄なことが多いと思います。
僕だってそうでしたし、今でも気づいていないところで無駄はあったりするでしょう。
しかし今回の話を踏まえた上で少しでも無駄を省き、やらないことをしっかり作っていくことにより
本当の意味で生産性の高い、かつ理想的な人生を送りやすくなるのは間違いありません。
だからあなたも、大成功を収めた先駆者たちの知恵を借りて『やらないことリスト』を作ってみましょう!