

WEBライターの仕事内容は大きく分けて5つ!初心者はどれをやればいい?

WEBライターの仕事内容は記事を書くことですが、その内容によって難易度は全然変わってきます。
では実際に、どんな記事を書く仕事があるのか?
ここでは5つのジャンルに分けて、わかりやすく紹介したいと思います。
また、WEBライターとして最低限身につけておくべきスキルや知識についても合わせて紹介しましょう。

WEBライターにとって必要なこと
WEBライターとは、WEB上に掲載する記事(テキストコンテンツ)を書く職業です。
なので雑誌や新聞の紙媒体に載せる記事を書く人とは、また違います。
タイピングスキル
WEBライターになるためには、まずパソコンでキーボードを打てることが前提になります。
スピーディーにかつ、正確に打てれば打てるほど時給はもちろんアップしていくでしょう。
それにタイピングスキルはパソコンで何か作業するのには必須スキルなので、どんな方も覚えておいて損のないものです。
もしタイピングに自信ない方は、20年以上タイピング経験のある僕がアドバイスしているので参考にしてみてください。
タイピングが全然早くならない初心者へ、上級者が上達のコツを教えます

情報収集スキル
情報収集スキルとは、文字通り情報を集める技術のこと。
WEBライターとして仕事を始める際には、できる限りいろんなジャンルの記事を書けるようになるべきです。
なぜなら、必ずしも自分の書きたいジャンルの仕事があるとは限らないため。
特にクラウドワークスやランサーズでWEBライティングの案件を取る場合は、大体自分の知らないジャンルの案件ばかりになると思います。
そのため、情報収集は欠かせません。
また最近では1記事3000~10000文字くらい必要な案件も多いので、たとえ詳しいジャンルだとしても書く内容が枯渇しやすくなります。
なのでひとつのことをさらに細かく調べることになるでしょう。

ただ情報収集の注意点がいくつかあるので、解説しておきます。
- ネット上には嘘の情報もある
ネットは調べたいことを探すのにとても便利ですが、必ずしもすべてが正しいわけではありません。
その中には嘘も混じっていたり、本当だったとしても根拠がわからないような情報もあったりします。
なので情報を集めるときは、きちんと正しいかどうかまで深く掘り下げて調べるようにしましょう。

また正しい情報については、例えば専門機関の公式サイトやPDF資料から見るようにしてください!
- 調べにくい情報もある
ネット上であればどんな情報も収集できるわけですが、中には難しいものもあります。
例えば「漫画」とか「画像」「動画」といったケース。
記事を書く前にはキーワードを指定され、それをそのまま調べてから記事を書くのが基本ですが、
キーワードに上記のようなものが含まれていると大変です。
理由は、テキスト情報自体があまりヒットしないから。

そのため漫画の情報は得られても、テキストとしての情報はほとんど得られないので非常に難しくなったりします。(経験談)
WordやGoogleドキュメントのスキル
WordとはMicrosoftが出している文書作成ソフトウェアのことです。
文章を書くことができるだけではなく、装飾をしたりコメントを入れたりなど色々できたりします。
またGoogleドキュメントもまったく同じです。
Googleドキュメントの場合はブラウザ上(オンライン上)で起動できるオフィスソフトなので、Wordのようにインストールする必要はありません。
なおWordは有料(約16,000円)に対し、Googleドキュメントは無料なので基本的にはGoogleドキュメントを使って書く人が多くなるでしょう。
もちろんパソコンに最初から入っているメモ帳というソフトウェアでもOKです。
なお厳密に言うとこれといって改めて覚えるスキルはありませんので、こういうものがある!ということだけ覚えておいてください。
というか、基本的な使い方さえ理解できていれば大丈夫です。
強いて言うなら、拡張子のことだけは理解しておきましょう。

例えばWordで作った記事を普通に保存すると、拡張子が「.docx」になります。
メモ帳で作った記事の場合は「.txt」ですね。
この辺は指定されることがあったりするので、保存する際にはファイル名の後ろにこれらの拡張子を手動でつけるようにしてください。
そうすればミスをすることはなくなると思います。
文章を作るスキル
子供の頃は国語が苦手だったんだけど大丈夫?と心配になる方もいるでしょう。
でも安心してください。僕も決して国語が得意というわけではありませんでした。
なので苦手な方でも、文章を作る上で最低限のことを理解しておけばOK。
文章力を鍛えたい方に、最低限覚えておくべき知識を僕が厳選して紹介しています。
文章力がない方必見!綺麗な文章の書き方13選!【基本文法も教えます】

SEOのスキル
実はクラウドワークスやランサーズで取る案件によっては、SEOスキルが必要な場面もあります。
SEOについてはORIGUCHI戦略のSEOカテゴリをぜひチェックしてみてほしいのですが、簡単に言うと検索エンジンで上位を取るためのスキルですね。
検索エンジンには検索アルゴリズムというものがあって、そのアルゴリズムのルールに沿って記事を書くことが求められます。
例えばこんな感じ。
- 記事内に特定のキーワードを複数入れる
- 情報量を増やす

初心者の方のために、SEO会社出身の僕が具体的にSEOを解説させていただきました。
頑張ってもブログのアクセスが伸びない理由と改善策をわかりやすく解説!
単価の交渉スキル
これは任意ですが、もしWEBライターをある程度続けてみて報酬に満足できない場合は積極的に交渉してください。
文字単価は0.1円でも上がると、収入に大きな差が出てきます。
例えば
- 文字単価0.5円の場合 3,000文字の記事で1,500円
- 文字単価0.8円の場合 3,000文字の記事で2,400円
その差はなんと900円です。
もし月に10記事作ったら、9,000円もの差が生まれることになります。
1年で計算すれば、10万円以上も損をするということ!
なので最初に決められた単価でずっと仕事をするのは、非常にもったいないです。

だから交渉しないのは本当に損だと思ってください!
ワードプレスの知識
ワードプレスとはコンテンツマネジメントシステムのことで、独自のサイトを持つことができるブログソフトウェアです。
案件によってはワードプレスで直接記事を書いてほしいというものもあるので、その場合はワードプレスの基本操作を理解している必要があります。
ワードプレスを自分で利用する場合はサーバーやドメインを有料で借りて立ち上げる必要があるので、もし興味があれば触ってみてください。
なおワードプレスの触り方(始め方)についても、詳しい解説をしています。
ブログで収入を得たい初心者必見!ワードプレスの始め方を解説!

WEBライター検定の資格
これに関しては、ないよりはあったほうがいいというレベルですね。
必ずしもWEBライターの仕事をする上で必要になるものではありません。

ただ検定の資格を持っていればクラウドワークスやランサーズで仕事を受注できる確率が上がるので、余裕があればチャレンジしてみるといいでしょう。
WEBライターとして取り組む仕事の種類
WEBライターになると、具体的にどのような記事を書くことになるのか?
実は記事と一言で言っても、いろんなタイプの記事があります。
ではここから、5つの仕事内容に分けて紹介していきたいと思います。
自分が体験したことを書くだけでいい【体験談ライティング】
クラウドソーシングに出ている案件の中には、体験談を書くことによってお金になる仕事があります。
例えば結婚式の体験談や、出会い系サイトを使ったときの体験談、あとはとある商品を使ったときの体験談など、色々です。
自分が体験したことなら誰でもスラスラタイピングできると思いますので、見つけたら積極的にやってみましょう。

なお体験談に関しては基本的に本当の体験談を書くべきですが、案件によっては創作でもいいケースがあります。
あと体験談といってもピンキリで、1,000文字以上必要なものもあれば100文字前後の口コミを書くだけの案件もあったりしますね。
ドラマやマンガ、アニメなどの感想もお金になる【感想ライティング】
最近流行りのドラマやアニメに関する感想を書いてほしい、という内容の案件もあります。
もし普段から趣味でよく見ている作品があるなら、もしかするとお金になるかもしれません。
こちらも体験談と同じく、スラスラとタイピングできる内容だと思いますのでおすすめです。
好きなものに関する記事だったら、きっと楽しく取り組んでいただけると思います。

普段から常に新しい作品をチェックしておけば、クラウドソーシングサイトで何度も活かすことができるでしょう。
原文をリライトするだけで、稼げてしまう【リライト案件】
ゼロから文章をライティングし始めるのとは違って、リライト案件の場合は原文を自分で書き替えるといった形になります。
なので通常のライティングとは異なり、まずは原文を読む手間があります。
一見書き替えるだけの方がラクそうに見えるかもしれませんが、意外とそうでもありません。
ちなみにリライトでダメな例はこちら。
リライト前「こちらのお店では特性ソースのかかったハンバーグが大人気です」
リライト後「こちらのお店では特性ソースのかかったハンバーグがとても人気だったりします」
こういうのはリライトとは言いません。
リライトをする目的は、基本的に以下のいずれかになると思います。
- 情報量を追加したい(あるいはコンパクトにまとめたい)
- 日本語を正しく表記したい
- 読者が惹かれるような文章にしたい
- SEO対策がしたい
大体こんな感じでしょう。
なので、原文の情報や雰囲気を残しながら、発注者の求める文章に書き替えていくのが前提です。
例えば読者が惹かれるような文章にしたい、という目的がある場合は下のような文章にリライトしていきます。
リライト前「こちらのお店では特性ソースのかかったハンバーグが大人気です」
リライト後「お店自慢のハンバーグには特別な〇〇〇ソースが使われており、さらに●●●にもこだわって作られています」

コツを掴めば結構早く書けるようになりますが、個人的にはゼロから記事を書く方がラクかもしれません。これは人によると思います!
情報収集しながらまとめるだけでも稼げる【コラムライティング】
これはいわゆるコラム系の記事を指します。
おそらくWEBライターの仕事としては、一番簡単なジャンルです。
なぜなら情報収集をして、自分の言葉でまとめるだけでいいため。
例えばダイエットに関するコラム記事を書いてほしい、という案件があればダイエットについて情報収集しながら記事を書けばOKです。
これだけで、誰でもお金を稼げてしまいます。
案件によっては厳しく日本語をチェックされたりすることもありますが、そんなに難しく考える必要はありません。
コラムライティングで大事なのは、情報収集スキルだけですね。
注意ポイント
ただし、専門的な内容の記事を書く場合は注意が必要です。
例えば健康や美容、病気や医薬品に関する記事については、エビデンスをもとに信憑性のある情報を集める必要があります。
そのため専門的な内容のライティングは、無理に受けないようにした方がいいでしょう。

僕もコラムライティングはたくさん書いてきました。
ある程度やっていると知識がついてくるので、そのうち情報収集なしでも書けるようになったりします!
とある物やお店、会社などを紹介して稼ぐ【紹介ライティング】
お店のホームページやSNS、求人サイトなどに載せる紹介記事を書いてほしいという案件もあります。
紹介ライティングの場合は、もちろん紹介する対象について色々調べなければいけません。
また、紹介ライティングでのポイントは紹介する人の立場になって書くようにすること。
例えばお店の紹介記事だったら、第三者目線ではなくお店の店長になったつもりで書いてください。
視点が違ってくるだけでも文章の形は180度変わるので、それだけ注意しておきましょう。
WEBライターになると収入はどのくらい増える?
やるからには、仕事内容だけではなく収入面も気になるところですよね。
まずWEBライターの一般的な年収は300万円くらいと言われていたりします。
ただWEBライターという職業は、時間給というより文字単価で決まってくるのが基本です。
そのため、高単価のお仕事が取れる場合はさらに上を目指すことも全然可能。

逆に低単価のお仕事ばかりだと、年収300万円どころか200万円も厳しいかもしれません。
なのでWEBライターを始める際は、いかに高い文字単価の仕事を取れるのか?がめっちゃ重要です。
ただ未経験の状態からいきなり高単価の仕事を取ることはほぼ不可能なので、最初は下積みをしていく必要があります。
ただしその際も、文字単価は0.5円を基準に考えていきましょう。
それを下回ると、おそらく時給900円すら届きません。

いくら単価が高くても、相性の悪い案件はさすがにつらくなると思います。
【まとめ】書けそうなものから積極的にチャレンジしてみてください!
さて、自分でもできそうな仕事内容はありましたか?
全員が共通して挑戦できるものは、コラムライティングになってくるかと思います。
ただ体験談ライティングについても、作り話が通る場合は全員が挑戦できる案件になります。

なのであからじめ聞いておくといいでしょう。
また、WEBライティングにおけるレギュレーションは発注者によって異なります。
なので必ずレギュレーションを守って作業に取り組むようにしましょう。
一般的にほとんどの案件で共通しているレギュレーションについて、ここでシェアしておこうと思います。
- 他サイトからコピーしてこない
- キーワードを必ず自然に使用すること
- 引用ばかりの記事にしない
- 事実とは異なることを書かない
- ネガティブな内容は基本的に書かない
- 正しい日本語を使う
- 末尾をすべて統一する
- 誤字脱字や変換ミスに注意する
おそらくこんな感じになるでしょう。
